インデックス投資でほっといて儲ける(その1プラスサムゲーム)

インデックス投資でほっといて儲ける(その1プラスサムゲーム)

私はインデックス投資で結構利益を得ています。
例えば一部はこんな感じです。

金額は毎日変わっちゃうのですが、今日は+580万円ですね。

ほっといただけです
本当にほっといただけです

ほっといてお金が増える!
いい話ですねー。
これがインデックス投資と言うものです。
これからボチボチ、ほっといてお金が増えるインデックス投資の話をして行こうかと思います。
ただ、世の中にはパパっと儲かるうまい話はなく、インデックス投資にもデメリットもあります。

結構な時間が必要です
一時的に結構な額減る可能性がかなりあります

これからインデックス投資について説明して行くわけですが、いちいち読んでられないという方向けに超特急で結論の一つを紹介します。

長期インデックス投資の回答例

長期インデックス投資で、今から始めるなら有望と私が思う一例を挙げます。

楽天・全世界株式インデックスファンドを買って、ほっといて下さい。

手順は次の通りです。

  1. 楽天証券に口座を作る https://www.rakuten-sec.co.jp/
  2. 口座にお金を振り込む
  3. 「楽天・全世界株式インデックスファンド」を買って売買しない。ひたすらほっとく。

細かいことを言い出すとNISAで買えとか、人によっては何回かに分けて時間をずらして買った方がいいとか色々あるのですが省略します。とくに、なぜこれを推奨するのかなんてのは重要なのですが、やっぱりこの記事では省略します(かなり長い話になりそうですし・・・)

注意点として次です

一時的に最高額の50%に下がる事は覚悟して下さい。株はそういうものです
下がっても、そのままほっとけば回復して増えるはずです
10年以上ほっといて下さい(万が一事故などで緊急に現金が必要になった場合でも、4日で現金に戻せます)
下がった時に売ってしまって損しても私は責任取りません。自己責任って奴です

50%って結構厳しいですね。
10年って長いですね。
運が良ければもっと短い期間で増えますが、運です。諦めて下さい。
世の中にはうまい話はないんですよ。これでもインデックス投資は投資の中でかなり分のいい投資です。
逆の言い方をしますと、世の中のほとんどの投資はインデックス投資より分が悪いです。
といか、私はインデックス投資より分の良い投資を知りません。もし知ってたらこっそり教えて下さい。

じゃ、始めましょう。

投資には3種類ある

世の投資は次の三つに分類できます

  1. プラスサムゲーム: 例えば「長期投資」
  2. ゼロサムゲーム: 例えば「貯金、FX、短期投資」
  3. マイナスサムゲーム: 例えば「ギャンブル、競馬、パチンコ、toto、宝くじ」

この記事では「プラスサムゲーム:例えば長期投資」をお話しします。

プラスサムゲーム:例えば長期投資

ゲームの参加者の結果を合計するとプラスになるものをプラスサムゲームと言います。

長期投資ではこのような事が起きます

ゲレゲレさん:100万円投資した。結果も100万円で収支トントンのプラスマイナス0円だった

トンヌラさん:100万円投資した。結果は110万円と、+10万円だった。

投資を始める前は、ゲレゲレさん100万円とトンヌラさん100万円で二人で合計200万円でした。

投資して、ゲレゲレさん100万円、トンヌラさん110万円で、合計が210万円に増えました。

合計が増えてます。サム(合計)してプラスですので、プラスサムゲームと呼ばれます。

もちろん、全員儲かるわけではありません。こんな事もあります。

ビアンカさん:100万円から投資を初めて90万円となり、-10万円でした。

フローラさん:100万円から投資を初めて120万円となり、+20万円でした

デボラさん:100万円から投資を初めて95万円となり、-5万円でした。

投資を初めた時の金額は3人の合計で300万円でした。投資の後、ビアンカさんとでデボラさんの二人は損してしまいましたが、フローラさんはプラスです。そして三人の合計は305万円となってます。ゲームの参加者全員の合計はプラスになっています。ゲームの参加者で奪い合いではありません。

 

長期投資では実際にこのような事が起こります。

なぜでしょうか?

根拠は例えば次のグラフです。

出典:http://baseviews.com/chart/dow-ja.html

アメリカの株価の指標、ダウの超長期チャートです。ニュースで経済の話になると「ダウ」がいくら上がったとか下がったとか言ってる事があります。その「ダウ」です。その金額をグラフにしただけのものです。

小さくて読めませんが、左は1991年、右は2018年です。

途中、ギッコンバッタンはありますが、左端と右端を比べると大分上がってますね。

左端は3000ドル、右端は2万5000ドルです。8倍以上になってます。フローラさんが20万儲けた程度ではありません。3名全員、ビアンカさんもフローラさんもデボラさんも8倍です。300万円が2400万円に増えてしまいます。

これだけ上がるならダウの長期投資への参加者、別の言い方をするとダウを買ってほっといた人は大抵プラスでしょう。マイナスになる方が難しいです。

このように、ゲームへの参加者の合計がプラスになるものをプラスサムゲームと言います。

このダウに投資するゲームも絶対に全員がプラスではないです。上がる下がるのギッコンバッタンがありますから、たまたま高い時にゲームに参加してしまい(買ってしまい)、たまたま低い時にゲームから抜けた(売ってしまった)人はマイナスになります。

おまけに一応断っておきますと、今後の右肩上がりが約束されてる訳でもないです。過去はそうだったというだけです(私は今後も右肩上がりではないかと予想する訳ですが)

投資というゲームに参加するならこんなゲームがいいですね。ほっとくだけで大体プラスです。

そして、短く言うとインデックス投資とはこのダウを買ってほっとく投資です。

 

上記は短く言い過ぎでインデックス投資の対象先はダウ以外にも色々あるのですがこの記事では省略します。

この記事で使用するチャートもダウよりS&P500の方がベターでしょうが、あえてダウにしてますです。

 

続きの記事は「ゼロサムゲーム」になります。

 

 

ゼロサムゲーム 

インデックス投資カテゴリの最新記事