「リアルタイムバトル将棋」大会優勝自戦記その2

「リアルタイムバトル将棋」大会優勝自戦記その2

という事で、決勝の3戦目の解説です。
ここまで1勝1敗の星、これを勝てば私の優勝です。

動画

3戦目の6分38秒時点から再生します。

動画情報

内容: リアルタイムバトル将棋発売日(!)のオフライン大会の決勝、生中継、双方ゲームキューブコントローラー使用

対戦相手:kuamさん(@kuamsophie_ssb
運営&実況:わっちさん(@watch_ssbm
どうして発売初日にこれだけ実況できるんだ
大会の主催:East Geek Smash「上スマ」(@EastGeekSmash
日付:2019/3/14

試合前の方針

私は前の2試合目と同じ方針です。

  1. 右四間飛車
  2. 角道を開けない
  3. カニ囲い

詳細は前の記事(2試合目)を参照下さい。

発売初日ですので、これらの方針が今後も強いかは全く分かりません。私はこの時はこうしたというだけです。皆さんは真似しても良いですし何でも良いですし、自分で決めてねぃ!

解説

おおよそ予定通り進めた所で図の赤矢印の通り3五の位を取れると気付きました。

将棋の感覚では(このゲームの事ではなく普通の将棋です)この位をとれると調子が良いです。感じが良いので攻めてみる方針にしました。
そういえば、この記事では普通のいわゆる将棋を”将棋”と書きます(分かりにくい・・・)

 

前局はこちらの右銀が使えなかったので、反省して今回は攻めに参加させました。
本当は右銀をもう一つ前(左上)に進めたかったのですが、銀の隙は長く相手の陣形を整備されるおそれがあります。その前につっかけようと4五歩で仕掛けました。
前局は相手の同歩にこちらが飛車で取ったために飛車を殺されました。今回は同桂と取れます(前局も取れましたが・・・)

後から見ると、当初方針の通り5二金と上がってカニ囲いは急いで完成させた方が良かった様子です。

 

相手は青丸の4四歩で桂馬を殺しに来ました。
予定通り、赤丸の3六銀で4五に数を足しました。
ついでにもう一つの赤丸の3六歩も打って4筋の自分の駒を増やします。
駒損は甘受して4筋に自分の駒を残し、4筋の敵玉にプレッシャーをかけます。

 

歩が多数来ました。
丁寧に全部面倒を見ました。

 

歩の対応後、こちらの攻める順番が回ってきました。
図はこれに対して、こちらの4四歩を相手が同角(赤矢印)と取ってきたところです。
4四飛(青矢印)で角をタダ取りできそうですが、直後に3三(青丸)に歩を打たれるとこちらの飛車が助かりません。
結局、こちらは危険な4四飛(青矢印)は指さなかったのですが、タマタマです。

 

赤丸の3三にできたと金を赤丸の3四歩で支える事ができました。
敵玉・飛車・角の近くにと金を作れたので、これでよくなりそうだと思いました。

 

図のように進み、その後なんだかんだで相手の飛車角を取ることができました。

 

色々掃除してこちらが良くなったと思ったところで相手が猛攻をかけてきました。
王の近くですので、数秒違えると負けます。
後から動画を見て、持ち駒まで全部チェックすれば明らかにこちらがよいですが、対局中は正確に確認できてません。
いくら駒得していても自玉付近で対応を間違えると負けます。

 

6五桂打(王手)、5五銀と攻める手の後、自玉の周りの相手をしました。
攻めと守りを混ぜて同時に指すと、相手のやるべきことを増やすことができます。
もちろん、相手も攻めと守りを同時にやってきます。

 

ここからモードを変えて、本気で敵玉を取りに行きました。
玉は迅速のファイターです。赤い彗星ほどではありませんがこちらの金銀の倍速で移動します。下手にちょっかいを出すとこちらの攻め駒を根こそぎ取られますので、慎重に攻めます。
3つの赤丸の駒を打ち、敵玉の周りに駒を増やしました。赤矢印の銀で応援も出しました。全力です。

しかし相手も攻めて来ます。
青丸の通り王手角取りをかけられました。もちろん王手への対応を見逃して相手に先に玉を取られると負けです。

 

赤矢印のように、玉も角も逃げました。両取りを両方躱せるのは下手に将棋を知っている目からみると異質です。
ただ図の角の逃げ場所は悪いです。香車の効き先に逃げてしまってます。取られて使われていたら危ない所です。
具体例として相手の手だけ書きますと次です(もちろん後から動画を見て考えている事で、対局中はここまで読めていません)

  • 9五香車と角を取ってから
  • 7九角(王手飛車取り)
  • 8五金と縛っておく

王手飛車も、RTB将棋では両方逃げる事ができますので将棋での両取り程の利点はなさそうです。ただ、相手は両方を相手する必要が出て手間を増やす事にはなっています。相手の手間が増えるという利点はあると思います。

という事で、局面は急に自玉が狭くなりました。
相手も守備として、青矢印の通り駒を二つ同時に進めてこちらの銀をむしり取ってきました。

 

こちらは5三に成銀を作り王手をかけました。
玉の倍速移動が怖いので5三銀以外の駒は動かさずいつでも動ける状態を維持し、敵玉の移動を見てから指すことにしました。
ただ、今見ると「ぼーっと眺めてないで他の場所にも手を付けるべき」と思います。

 

ここで相手にミスが出て私の勝ちとなりました。

もう一度同じ動画

この記事の最初と同じものです。

この局全体を通して

全体を通してみると、こちらが持ち駒をもっと使いたかった気がします。せっかく得した飛車も死蔵してしまいました。
対して、kuamさんは持ち駒を全力で活用しています。
私の今後の反省点です。

決勝が終わって

試合後に振り向くと、会場の全員がこの対局を見てました。50名程度でしょうか?
得難い経験でした。皆さんは”スマブラの大会”に来ている所を、観戦いただきありがとうございます。

雑文

私は普通の将棋の方はまあまあ行ける方です。加えて数か月先行リリースされたかなり似ているゲームの【リアルタイム将棋】有閑妖精の盤上遊戯(無料でスマホでも遊べます)においても動画を上げている程度、まあやっている方だと思います。これに対して決勝のkuamさんは将棋のルールを最近覚えたとの事です。ですがこの決勝でも私は普通に1本取られました。私がコントローラーで操作するのが初めてというのハンデ(タッチでしか練習していませんでした)を引いても前作経験補正が思ったより少なくて結構ショックでいます。という事は、みなさんもちょっとやると将棋クラスターの者共もボコボコにできるのでやってみましょう。・・・きっと嫌われるでしょうw

しかしですね、このゲームは将棋が弱くなりますw 将棋の生中継を見てる時に一度次のように考えてしまいました
「この後手、先手が指すのを待ってないでこれ指せばいいんじゃん」
二手指しです。反則ですね。
ダメです。。。「私と将棋のどっちが大事なの?」なんて問題を出さないで下さい。。。

続き

と、締めっぽく書きましたが、まだ終わらないんだなー。
他の試合の解説を書きますよ!
ちと待ってね。

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